第65回中部支部学術大会日本皮膚科学会

≫参加者の皆様へお知らせ

 多数の皆様方にご参加いただき誠にありがとうございました。
 本学術大会は無事盛会裡に終了することができました。
 これもひとえに、皆様方のご支援、ご協力の賜物と深く感謝申し上げます。

運営事務局
第65回 日本皮膚科学会中部支部学術大会
会長 :岡本 祐之
(関西医科大学皮膚科学講座)

 第65回日本皮膚科学会中部支部学術大会を大阪で開催いたします。

 関西医科大学が中部支部総会を担当いたしますのは堀尾武前教授が主催された平成13年以来であります。その当時に比べまして、皮膚科を取り巻く環境は大きく変貌しており、本学術大会はそれに対応した診療力のアップにつながる内容と楽しさを提供するのが主眼と考えています。

 特別講演は私がライフワークにしていますサルコイドーシスの世界的権威のCincinnati大学のBaughman先生にお願いしました。また、肉芽腫の主役である単球系細胞は、近年、皮膚疾患との関わりも大きいことが解明されてきているためシンポジウムを設けています。国内からは、東京大学大学院先端生命科学専攻教授・藤原晴彦先生に「擬態の不思議な世界」についてご講演いただきます。昆虫は「擬態」をはじめ外界から身を守るために多くの工夫をしており、その昆虫の生き方からも皮膚がいかに重要であるかを学びたいと思います。また、関西医科大学薬理学の中邨智之教授には「生体の伸縮性を生み出すしくみ 〜弾性線維の形成と再生の分子機構〜」、札幌医科大学解剖学の辰巳治之教授には「インターネットの次代「情報薬」によるFull-Powered Medicineを目指して」のご講演をお願いしています。教育講演は日常診療に役立つ9つの講演と、若い先生方には「専門医試験にでる○○」と題して、少し弱点になっているかもしれない分野の講演を企画しました。シンポジウムは食物アレルギーと皮膚病変を伴う全身性疾患の診療に焦点を当てています。

 大阪での開催ということで、キャッチコピーを「せやねん、やっぱり皮膚科学」とし、「やっぱり皮膚科は面白い!!」という思いで楽しんでいただける学会を目指しています。学会場は大阪駅北側に直結する新しい魅力ある「グランフロント大阪」を含むビル街の中にあります。ファッション・レストラン・ビール/ワイン博物館も近接しています。学会の合間にそちらもenjoyしてください。セミナーや懇親会もできるだけ楽しんでいただけるように企画しています。

 どうぞ、お気軽に参加してください。

 
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